社会「公民」への備え方
皆さんこんにちは、個別学習のセルモ 練馬関町教室の芝田です。
今回は、中3で習う公民について考えてみたいと思います。
公民は中3で勉強し始めますが正直捉えどころのない科目でもあります。
どうして捉えどころがないのか、ちょっと考えてみたいと思います。
学年の途中から勉強が始まる公民の勉強
社会の勉強は中1、中2で歴史、地理と行ってきますが歴史は第一次世界大戦から現代までを3年生に入ってから学習していきます。
それが終わった後公民の勉強が始まるというのが一般的ではないかと思います。
と、このような感じで学年の途中から「いつの間にかスタートする」という感覚に陥りやすいのが公民だと思います。しかも、先生によっては教科書通りの順番でやらず、先生が重要と考えているところからランダムに授業を進めていくケースもあるので、苦手もしくは社会という科目に関心が低いお子さんにとってはますます捉えどころがなくなってしまう可能性があるでしょう。
こうして何となく始まった公民の学習、お子さんによっては何となく本腰が入らない状態がしばらく続き、後から慌てて勉強を始めるといったことにもなりかねません。
これという対処法もはっきり言ってない
「公民は現代の社会の事を扱っているので面白い」という人もいます。でも正直、そんな人ばかりではないですよね。
ネットの世界でも「公民」の効果的な勉強法というタイトルはあちこちで見るのですが、他の科目に比べて具体的なことを書いている例は少ない気がします。ではどうしたらいいのでしょうか?
具体的な対策
早目の学習スタート
この科目は他の科目の様に「勉強」というモードだけで突き進もうとすると、どんどんつらくなってくると思います。したがって、後から巻き返すような形で勉強するのは避けた方がいいでしょう。
ではどうするかですが、学校での歴史の勉強が終わる終わらない関係なく、3学期の早い段階(できれば春休みか1学期最初から)2回転させるつもりで、早目の学習スタートを考えるべきでしょう。
2回転というのはつまり、1回目は覚えようというモードではなく「ここにこんな知識がでてくるんだな」というのを確認しながら、とにかく全体をさらってしまう、そして2回目から問題集などに本腰を入れて取り組んでいくというやり方です。
「覚えよう」と思うとつらくなってしまうので、「自然に頭に入っていた」という状態を作りたいものですよね。
小学校6年生の勉強が生きてくる
まだお子さんが小学6年生で、これから中学生になるという場合であれば、6年で習った「公民分野」の学習を今一度復習しておくことをお勧めいたします。そうすることによって、中3になっていざ公民の学習に入った時に「自然に頭に入っていた」に近い状態を作ることができるでしょう。
セルモのマルチメディア学習システムは公民の予習にピッタリ
セルモのマルチメディア学習システムは社会に限らず予習がしやすい、というのが一つの特徴ですが、公民の学習を自立的に始めるという点では、まさにぴったりの教材であると思います。
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