中学一年生 2学期中間テスト数学の復習はどうすればいいか
皆さんこんにちは、塾長の芝田です。
2学期の中間テストが返ってくる頃だと思います。
今回は、中学一年生数学について復習のポイントをお伝えします。
一年生2学期中間の時点では何が躓きやすいか?
中一の2学期といえば、方程式のシーズンですね。方程式の計算で「等式の性質」、「移項」と一段高い内容になりますね。この辺までは数学が苦手というお子さんであっても何とか切り抜けると思います。
しかし、方程式といえばこの先に大きなヤマ場があります。それは「方程式の文章題」です。
「みかん5 個となし 10 個買った。代金の合計は 1500 円だった。
みかん1 個の値段はなし1 個より 30 円高い。それぞれの値段はいくらか」
最初はこの程度の簡単な問題から始まり、速さ、値段、平均、濃度の問題へとどんどん発展していきます。
方程式の文章題の難しさは
「お子さん自身で式が立てられなければならない」
という点です。
計算のやり方の様に、やり方を覚えてあとは練習というのではなく、最終的にはお子さんが問題文を見てそれをもとに式を立てられるようにならなければいけない、というところです。
お子さん自身が問題と正面から問題に向き合う必要がある、どの単元も本当はそうなのですが、方程式の文章題はとりわけその度合いが高く求められる単元と言えます。
そして、方程式の文章題ができない=数学が苦手という悪いサイクルに陥ってしまうお子さんも多くおられるのです。
復習のポイント
では、どうすればいいのでしょうか。方程式の文章題が苦手=数学が苦手となってしまうのでしょうか?
【東京都限定】
極論を言ってしまうと今慌ててできるようにならなくても大丈夫で
ですから、今回のテストの復習をするのであれば、次の2つのポイントを押さえましょう。
復習のポイント1 方程式の計算はしっかりできるようにする
方程式の計算はしっかりできるようにしましょう。普通の問題集で出てくるレベル、カッコがついたものや分数が出てくるものは一通りできる必要があります。これができないと、次の連立方程式に確実に響きます。
復習のポイント2 方程式の文章題はテストに出た問題だけしっかり復習する
正確には「もし方程式の勉強が負担だったら」、「方程式の文章題を練習したいけどとても時間かかるような気がする」場合のお話です。
この単元に今から時間を割くよりは、今後学習する比例や図形の単元をしっかりやった方が全体からすると効率がいいと言えます。
ですから、復習をミニマムに済ませるのであればテスト出た文章題をしっかり復習し、次の比例や図形の単元の予習に時間を充てるようにする方がいいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
お伝えしたかったこととしては、方程式の文章題苦手≠数学が苦手ではないということです。
前向きな気もちで取組んでいきましょう!