中学二年生 2学期中間テスト数学の復習はどうすればいいか
皆さんこんにちは、塾長の芝田です。
2学期の中間テストが返ってくる頃だと思います。
今回は、中学二年生数学について復習のポイントをお伝えします。
二年生2学期中間の時点では何が躓きやすいか?
中二の2学期といえば「一次関数」ですよね。
この一次関数、一年生の時の比例と違って「切片」というものが出てきて原点を通らない直線が出てきます。
ちょっと難しそうだけど一年生の時の比例がわかっていれば大丈夫だろう。。。。
と思っているととんでもありません。
意外とこの「一次関数」を苦手としてしまうお子さんが多いのです。
しかも、これは数学が苦手というお子さんに限ったことではありません。勉強は全般的に大丈夫、というお子さんであっても突如一次関数はダメということもあります。
ですから、この記事を読まれている保護者の方で「一次関数になって急に調子がおかしくなってきた」と感じられている方がおられたら、それは珍しいことではなくよくあることだと思って頂いて大丈夫です。
一次関数を苦手に感じてしまう原因とは?
これは正直よくわかりません^^。
「比例を少しいじったもの」と捉えたお子さんであればそれほど混乱することはないと思うのですが。。。
ただ、考えられることとしては、最初の学習の方で出てくる「変化の割合」というのがわかりにくいのかもしれません。
小学生の時にあった「もとになる数」、「比べられる数」というのも言葉がややこしくて少々わかりづらいですよね。これに似たような感じかもしれません。
おすすめの一次関数勉強法
ということは、です。
はじめに理屈から入る過ぎない方がいいかもしれないのです。
一次関数にはY=ax+bという、決まった形があります。
変化の割合というのは一瞬脇に置いておいて、Y=ax+bに当てはめて解く問題をひたすらやるのです。
2点(1,3)(4,7)を通る直線を求める問題でもいいですし、切片が示されていて(5,6)を通る直線を求める問題などもいいでしょう。
こういう問題をまずは多く解いて、グラフもたくさん書いていきます。
グラフを書くことは関数を勉強する上でとても大事です。
先行してこういう問題に取り組んでいくと、一次関数ってこういうものかなとだんだんイメージがついていくと思います。そうしたら改めて変化の割合も勉強してみる、そうすること「こういうことだったのか」と分かってくる瞬間が訪れます。
まずは型通り問題を解いてだんだん慣れてから改めて理屈を振り返る、というのがお勧めする勉強法の一つです。
一次関数は復習が必要です
関数が次にクローズアップされるのは3年生の二次関数の時です。
また、関数の問題は高校入試でも大問で必ず一問出題されています。
二次関数を勉強するときに「関数はちょっと」と言っている時間的な余裕はありません。
ですから今のうちにしっかり勉強して苦手意識も克服しましょう!