勉強上手は工夫上手
勉強上手なお子さんに見られる特徴
例えば漢字とか英単語、歴史、地理などなんでもいいのですが、「何かを覚えてね」と言ったとき、あなたのお子様はどのような反応をするでしょうか?
小学生で「漢字を覚えてね」と言ったとき、勉強上手なお子さんの場合、ノートに何回か書いて少し時間をおいて確認しようとしたりするお子さんがおられます。また、このお子さんの場合、「じゃあちょっとテストしてみようか?」というと、さっきまで練習していた漢字のページを隠したり別のページにしたりもします。
中学生であれば、歴史などである問題をやり終わり、次の問題もやり終わった後、また前にやった問題に戻ってできないところをやろうとするお子さんがおられます。
キーワードは「ルール化」
勉強上手なお子さんには共通した特徴があるように思います。それは「ルール化」できる、という特徴です。
どういうことかというと、
・ある知識を頭の中に定着させるときに、
「こうやって覚えていこうね」というルールを自分の中に素早く作ることができる。
・自分の中に知識が定着しているかどうかについても「これで覚えていたら覚えたことになるよね」という、
自分なりのルールがある
というように、自分がやろうとしていることにルールを作り、それを素早く実行できるということです。
ルール化することで、自分のモチベーションを高めたり、自ら楽しんで取り組む環境を作っているようにも見えます。
こういう力というのは、ただ勉強をしているだけでは身につかないと思います。なぜなら、ルール化の最良のトレーニングは必ずしも勉強の場面ではなく、ひょっとしたら遊びの中にあるかもしれないからです。
また、このような力は受け身では身につきません。ある段階までは講師から言われたことをやる、というスタンスでも勉強は伸びていきますが、ある時点からはどうしても自ら取り組む能動的な姿勢が必要なのです。
セルモ練馬関町教室では、セルモ学習システムをはじめバリエーション豊富なメニューへのを行っていく中で、「こうしたらもっと楽しく勉強できるのではないか」というヒントをなるべく多くお子様に伝えるように取り組んでいます。