中一のこの時期でチェックしておきたいお子様の様子について
中学一年生になって約半年が経過しました。お子様の勉強の様子はいかがでしょうか?
上手くいっていること、そうでもないこと様々だと思いますが、
今回は「こんな状況が見られたら要チェックですよ」という項目をお伝えしたいと思います。
2時間続けて勉強に取り組むことができない
当然ですが、中学生になると小学生の時と比べて、一段ボリュームのある勉強時間が求められます。
テスト前ともなるとなおさらですよね。
お子様の学習状況にもよりますが、時には勉強が間に合わず根を詰めて勉強しなければいけない時もあるでしょう。
そんな時やはり2時間程度は頑張れる体力、マインドがあるのが望ましいとは思うのですが、もしそれができないとすると、少し心配した方がいいかもしれません。
得意な科目と苦手な科目で勉強の姿勢が違いすぎる
得意な科目はそれなりに勉強するけれど、苦手な科目になると全然勉強しない。
これもちょっと心配な状況ではあります。
特に苦手な科目になったとたん文字を書こうともしない、鉛筆が全く動かないなどの状況になったら要注意ですね。
中学の勉強は5教科勝負、苦手な科目もそれなりに取り組む姿勢が求められます。そこから考えても極端に苦手な科目を作ってしまうことは圧倒的に不利になってしまうのです。
いつも疲れている様子が見られる
これもよくみられる状況です。多くは部活動が始まって、その練習がきつくて勉強まで体力が持たない、眠くなってしまうという状況です。
お子様の言い分もわかります。疲れ切ってしまうし、眠くなってもしまうのでしょう。
でも、こういう時そもそもの前提条件から考えてみてほしいのです。
お子様が部活動をやりたいというのは、勉強だけからでは得られない何かを得たい、経験したいということでしょうが、その活動をするにあたっては「きちんと勉強はするから」という前提があったのではないでしょうか。
その前提をどこかにやってしまって、部活がきついから勉強ができないというのはちょっとおかしい気がするのです。もっと言ってしまうと、そんな事は部活に入る前から分かっていたはずですし、仮に自分の想像以上であったとしても、それを乗り越える体力、気力は小学生のうちからその土台を培っておかなければならなかったと思うのです。
難しい問題かもしれませんが、お子様の言い分を聞きつつも、あるべき姿をお子様ともう一度話し合っておきたいところです。
まとめ
よく見受けられるケースを挙げさせていただきました。
一方で、上記のような状況にならないお子様と多くおられます。いざというときは2時間以上勉強できる、苦手な科目もそれなりに頑張れる、部活動から帰っても勉強ができるお子さんです。何が違うのでしょうか?
総じて言えば、これまでのお子様の生活の中で「困難なことを、自分なりに工夫して乗り越えようとした、取り組もうとした」経験の有無ではないでしょうか?
逆に言えば、これまで困難なことを乗り越えてきた経験が乏しいとしたら、この中学時代でその経験をしていくことが必要ではないでしょうか?
勉強という機会を通じて困難な状況に遭遇した時に乗り越えられる力を養ってほしいというのは、セルモ練馬関町教室が求めるものの一つでもあります。その為のサポートにこれからも磨きをかけていきたい、そのように考えております。