学習習慣をつけるなら小学生のうちがベターです
こんにちは、個別学習のセルモ 練馬関町教室の芝田です。
今回は学習習慣についてお伝えしたいと思います。
中学生になって勉強が伸び悩んでしまう原因とは?
中学最初の頃はよかったけど、その後は成績がいまいち伸びない、むしろ下降傾向であるといった場合、その原因はずばり「家庭学習の習慣」が大きな要素を占めていることが少なくありません。
私は半ばこういう子はすごいなーと思ってしまうのですが、中学生で「家庭学習はゼロです」というお子さんは実は少なくありません。
それでも平均点以上をキープしている様子のお子さんもおられるのですが、その場合は「授業は集中して聞いている」、「隙間時間を上手く使って少しずつはやっている」など、お子さんなりの何らかの方法で学力をキープしているのだと思います。
しかし、学年が上がるにつれてこの方法だけではなかなかこなしてくのは大変になります。仮にそのお子様の能力が高くて普段の勉強や定期テストはある程度こなせたとしても、その先の高校入試となると授業+αの知識や問題を解くテクニック、中学3年間で学んだ知識を総まとめしてストックすることなどが求められるのでだんだんと立ち行かなくなってしまうのです。
そこで普段の勉強を頑張るという話になるのですが、そもそも家庭学習の習慣がついていないお子さんにとってこの頑張りはかなりハードルが高くなってしまうのです。それでも入試直前になればさすがにエンジンがかかってくるわけですが、逆に言えばもっと早い段階からエンジンをかけられないというもったいない状況を生み出してしまうことにもなるのです。
中学になってこういう状況を避けるにはどうしたらいいか、それは小学生のうちに家庭学習の習慣をしっかりとつけてしまうことです。
小学生のうちに身についけたい勉強量は?
まずは1日1時間以上、ここが最低ラインになります。極端な話勉強する内容は漢字ドリルでも計算ドリルでも何でもいいです。まずは、1日1時間、これを中学入学前にしっかりと習慣づけてしまうことを強くお勧め致します。
小学校の先生によっては、学習習慣形成にとても熱心に取り組んでくださるケースもあると思いますが、正直先生によって相当差が出てしまうところだと思います。
もし自力で取り組まれる場合には次の事を意識するといいでしょう。
✔小学校6年生終わり時点で1日1時間以上を勉強している状態にするために、小4終わりごろから学習量を段階的に上げていく
✔お子様によっては勉強自体するのはいいけれど「毎日勉強」はハードルが高いという場合があるでしょう。その場合は、1週間7時間分の勉強量を設定して、それをお子さんのタイミングのいいときにやってみるというのも良いでしょう。
当教室では、お子さんの家庭学習量確保に向けて様々な取り組みをしております。ご興味があるようでしたら一度お問い合わせいただければと思います。