学習習慣をつけるのに強制力は必要か?
皆さんこんにちは、個別学習のセルモ 練馬関町教室の芝田です。
今回は「学習習慣」と「強制力」をテーマにお伝えしようと思います。学びコーチングを掲げている当教室において、強制力という言葉自体、本来はあまり使いたくない言葉ではありますが、今回は敢えてこの言葉を使って学習習慣について考えてみたいと思います。
学習習慣を自立的につけることはできるのか?
そもそも思うのが、お子さん自身の力で「毎日勉強しよう」という習慣をつけることができるのかということです。そういうお子さんもゼロではないでしょうが、自分で勉強の習慣を形成できるお子さんはかなり少ないのではないか、というのが実感です。
そうなると、言葉としては使いたくないところではあるのですが、学習習慣がつくまではある程度は強制的にならざるを得ないのではないかと思います。
私自身は、小学校5、6年の時に学習習慣がようやくついたのですが、それはとにもかくにも当時の学校の先生のおかげと言えます。
家庭学習ノートというのをほぼ毎日提出させられたように思います。それに対してほぼ毎回先生からのコメントもあったように記憶しています。小学校の先生といえば、生徒たちとほぼ一緒にいる毎日で、一日の中で一息つく暇もなかったと思うのですが、よくあれだけ頻度高くコメントを返してくれたなーと思います。
その当時、私は習っていた水泳で初めてスランプに陥ってしまったのですが、そのことについてもノートの中で先生に相談し、そしてコメントを返して下さったことを今も覚えています。
言いたいのは、これだけ手取り足取りやってようやく学習習慣はついてくる、そんなものだと思うのです。
当教室の取り組み
当時私が受けていた家庭学習ノートの仕組みをそのまま踏襲することは塾の立場上なかなか難しいのですが、上記に出来るだけ近い取り組みを当教室でも行っております。その一つがリモート学習です。その他にも問題集コンプリート大作戦なども行っています。
いずれもポイントは、「ちょっとした約束」を生徒さんとさせていただくということだと思います。それによって勉強しようというきっかけが生まれ、続けていくことでやがて習慣化されていくのだと考えております。
詳しくはそれぞれの関連記事をご覧ください。
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