塾長がやっていたちょっと変わった勉強方法 その2
塾長がやっていたちょっと変わった勉強方法 その2です。
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定期テスト前には1年の最初から復習していました
中学に入って成績が上がりだしたころ、私は子供ながらにこの状態をキープしたいと思いました。
そこで、特に英語だったと思いますが、定期テストの勉強のたびに、英単語などは1年の最初から復習したりしていました。
試験の時には当然英単語については試験範囲外からだって出てきます。その単語を書けなかったりしたらどうしようと思ったのでしょうね。
数学についても、前に習得したことが繰り返しできるようにと、英語と同じようにやっていたように思います。
今考えると、ちょっと過剰な勉強だったように思います。
長期記憶化には役立った、しかしやがて破綻しました
やってよかったこととしては、これだけ繰り返しやっていたので、「試験範囲でなくなったら、そのことはほとんど忘れてしまった」ということは自分にはほとんどなかったように思います。
しかし、そのやり方も破綻の時を迎えました。しかも大事な時にでした。
私の中学校時代、神奈川県には「アチーブメントテスト(通称ア・テスト)」というものがありました。
2年生末に行われ9科目450点のテストで、公立高校合否に25%影響するというものでした。
私はその時にここぞとばかり、今までの勉強方法を繰り返そうと思って張り切ってやってしまったのですが、ここまでの試験範囲の広さに対しては無謀でした。大失敗という結果ではありませんでしたが、目標を達成することはできませんでした。
このあと、少々勉強の調子を崩すことになり、同時に自分の勉強方法を大きく見直すことにもなったのですが、それは別の機会に書きたいと思います。
この例からお伝えしたいこと
確かに私のやり方はクレージーだったと思います。でも知識の定着ということでは効果はありましたし、1年生の末ぐらいまでであれば、こういうやり方もありだとは思います。塾の生徒さんにも時にはこれぐらいしつこくやってほしいなと思ったりすることもありますね。
でも、一方で無理はやっぱりいけないですね。当時はこのやり方を全うするために寝る時間が12時を超えた事もありました。今だったらアウトですよね。
勉強は長期戦です。毎日続けられることをコツコツ続けていくことが大事だと思います。