「勝手に育つ」ということを信じる
今回は、お子様の勉強と直接関係のあるテーマではありません。
しかし、お子様の勉強を見守るという点では通ずるところがあると思いますのでご紹介いたします。
あるコンサルタントの悩み
Aさんというコンサルトタントがいました。
一人ひとりに丁寧に対応することで、クライアントの数を伸ばしてきました。
しかし、ある人数に達したところでそのクライアントは思いました。
「もうこれ以上、クライアントを増やすことはできない」
なぜなら、これ以上クライアントを増やしてしまうと、今まで自分の売りだった丁寧な対応ができないと感じたからです。
生活の安定のためにクライアントは増やしたい、でも増やせない。
そのコンサルトは、あるカリスマ経営者にアドバイスを求めることにしました。
どんなアドバイスだったでしょうか?
自分が100%育てなくてもいい
「Aさんは、自分が全部教えなければそのクライアントがダメになるという思いが強すぎるのではないですか? Aさんがあるところまで教えたらそのクライアントは自分から成長してくれるかもしれませんよ」
カリスマ経営者からのアドバイスでした。
お子様の勉強にも同じようなところはあります
お子様の勉強にも同じようなところがあります。
それまでのペースからしたら信じられないようなスピードに変化することがあるのです。
こうなればしめたものです。今までの勉強の遅れだっていくらでも取り返すことができるのです。
もし、これをお読みになられている保護者の皆様が、
「自分がしっかり見ていないと、子供が勉強しない、だから自分のやりたいこともできない」
とお感じになられているとしたら、一度その考え方を見直してみてはいかがでしょうか?