塾長がやっていたちょっと変わった勉強方法 その1
ちょっとお恥ずかしいところもあるのですが、
塾長の中・高時代(お勉強の事だけに関して)
中・高時代に突入する前に小学生時代の事を少々。
小学校時代4年生まで体育が5で、他は本当に大したことのない成績でした。
でも、5・6年生の時の担任の先生がそれはもう熱心な人で、「家庭学習ノート」システムをクラス全員に展開し、毎日そのノートを提出させては見て返すと言うことを繰り返してくれました。
そのおかげで家庭学習の習慣がばっちりついて、中学入学前には毎日一時間程度勉強するのは当たり前になっていましたし、小学校最後の方は少し成績も上がってきました。
そして、中学に上がって最初の中間テスト、自分なりに頑張ったら学年5位。もうちょっとやればもっとできるかもと色気を出して勉強していたらそのうち1位に、以後ほぼ1位、頑張ってもあまり頑張らなくても1位という状況になりました。
高校時代もずっと1位です。オール5でした。オール5は大学進学時にも大いに役立ちました。
学業に関してはこんなところです。
暗記物の勉強方法
さて、英単語とか社会の暗記物ですが、私はこんなことをやっていました。
英単語だったら、学校で習った単元の英単語を復習します。だいたい6~10個ぐらいあります。
まずは読んだり書いたりして「覚えたかな」という段階に一旦到達します。
そのあと、卓球の壁打ちををしていました。。。。
勉強部屋とは別の部屋で、卓球の壁打ちにちょうどいい壁とスペースがある部屋があったのでそちらでやっていました。
大体100球ぐらいです。3分から5分で終わります。
そのあと、部屋に戻ってさっき覚えた英単語をまだ覚えているか確認して、できたらおしまいですし、ダメならもう一度やり直します。
この例からお伝えしたいこと
何ともバカな勉強方法ですが、当時の私にとっては壁打ちの部分も含めて勉強でした。
自分なりに、「少し時間がたって、他のことをやった後でも覚えていられるかな」と、自分の頭に負荷をかけながらやっていたのだと思います。
今、これを読んでいる中学生がいたら、何かこんな感じの「自分にとってトレーニングになるような要素」を取り入れるといいかもしれませんね、ということをお伝えしたいです。
その意味では、よく音楽を聴きながらの勉強はどうなんでしょうというお話を頂くことがありますが、これも上記のようなトレーニング要素があるのでしたらありなのかもしれないですね。私も高校時代に入ると「卓球の壁打ち」が「音楽」に代わり、この一曲を聞き終えたらテストしてみようなどとやっていました。
ただし、数学や英語の長文など思考系の勉強になったら音楽を聴きながらは明らかにNGですね。
そこはメリハリが必要だと思います。